オーラ鑑定に行ってきました。ワイキキにあるコンドミニアムの一室で行われたそのイベントは、日本の渋谷区幡ヶ谷にある『The Mystery School』に在籍しているヒーラーさんたちによるものでした。
10ドルで自分のオーラの絵を描いてもらうのと、10分間の霊視をしてもらう二つのメニュー。
スピリチュアル関連の仕事をしていたわりに、そうしたワークを受けた経験は少なく、オーラ鑑定も人生で初めて。「ハワイではこうしたイベントがよく開催されていると伺っていますよ?」と、そのヒーラーさんがおっしゃっていたので、今後はいろいろと顔を出してみようと思います。
それにしても、ハワイでこうしたイベントがしばしば行われている、というのは初耳。ここに住み始めてもう4年になるのに、どれほど自分のアンテナを閉じていたのでしょう。
わたしは子供を授かってからというもの、仕事も趣味もほぼ封印し、子供と向き合う生活に自分を浸してきました。途中で海外移住したことも大きな要因かと思いますが、自分の中の新しい側面を育みたくて、あえてそうしたライフスタイルに飛び込んだように思います。子供と向き合うというのは、日々の生活と向き合うというもの。ル-ティ-ンを確実にこなしていくということ。子供のニーズに心を集中させ、その安全を見守り、そこに自分なりの判断を加えて子供に伝えていくという毎日。
そんな中での数々の旅やアメリカ生活は、これまで以上に感覚の広がりを与えてくれたに違いありません。
さて。趣味と育児をどうして切り離したのかというと。多くのお母さん方は仕事と育児の両立をされていますし、ましてや趣味など片手間でできる息抜きであるかと思いますが、私の場合は不器用であるのと、趣味がそのまま仕事になっていた側面がありますから、仕事を中断するのは趣味もお休みすることと同じでした。
また、近くにあるものに知らず知らずのうちに同調している、というエンパス気質が強い私にとって、子供からの要求は、みずからの強い意志でもって断ち切らない限りとてもじゃないけど振り切ることなどできないほど強力なものです。
「ねぇママ、僕を見て。僕のそばにいて。僕だけを見て。僕と遊んで。僕に笑いかけて」
その声に完全にとらわれている心の状態で、どうして自分の趣味に集中ができるでしょうか。
そして今月、彼は9歳になりました。9歳になった彼は急に大人びて見え、もう、私よりも友達や父親を必要とする、思春期に向かい始めた少年の顔つきを帯びていました。わたしはいつまでも彼を「かわいいかわいい」してしまうので、彼のほうも私の前では「かわいい自分」に反射的に戻ってしまいます。いえ、その役回りを努めて演じてくれているのかもしれません。
少しだけ、これまでよりも一歩だけ、自立するときだ。お互いに。
私の中で生まれてきた声でした。
その気づきと前後して、いくつかの印象的な出会いもあり、私にとって必要なアドバイスや刺激、情熱がもたらされました。ふわりと開放された外側に向かっていくエネルギーも沸いてきました。
このオーラ鑑定に行こうと思い立ったのもその一環。
その場所で、ハワイに語学留学で来ている素敵な主婦の方に出会いました。名古屋在住の、日本語が堪能な韓国人の女性。自由さと開放的な雰囲気を持つ女性。連絡先を交換し、次に会う約束も取り付けました。
この出会い、なんだかわくわくします。
早田みず紀 mizuki hayata〜official
ハワイと旅とスピリチュアル
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