英会話に必要なものは?

前回の記事で、ハワイ婚活で日本人女性に必要とされているのは「英会話力」と書ききましたが、数ヶ月前から英会話を始めて思ったことを率直に書きたいと思います。


外国人と英語を使って話すとき、一番必要なものは「気持ち」ということ。


これは、実際に私自身が体感するまでは全く信じられませんでした。youtubeでアーサーさんの動画を観ても、ふーん、と半信半疑。外国人に話しかけると言ったって、そもそも英会話がこんなに下手な私が何を話しかけたらいいのかわかりません。


ところが、最近、心のブレーキをはずしてスピーキングのレッスンを始めてみたのです。インターネットで講師を選んで話してみたり、ハワイで英会話してくれる人を見つけたり、イベントに参加してみたり。英会話講師のひとりは「スターバックスで話しかけたらいいんだよ」とさえ言います。「ナンパしてるって勘違いされないかな?」なんて自意識過剰だと思われそうで質問する勇気もありませんでしたが、これは大きな疑問です。突然、見ず知らずの、しかも英語が極めて下手な外国人に話しかけられて、不快にならないのでしょうか?場合によっては「ナンパしてきるのかな」って思われないでしょうか?アメリカは女性同士の恋愛も多く見受けられます。


とにかく。つたない英会話力で、なんとか一歩を踏み出してみたわけです。

そして気がつきました。

真剣に何かを伝えようとすると、文法がめちゃくちゃでも、使用するボキャブラリーが極端に少なくても、ちゃんと伝わる。思いを強く持って、恥ずかしがらず、諦めず、伝えたいことを一生懸命伝えようとすると、相手の人も真剣に受け応えてくれるようになる。コネクトできた感覚すら持てる。


この発見は、私の中での大きな驚きでした。

私のスピーキング中の文法間違いの酷さといったらありません。言ってる最中、自分で自分の英語にツッコミを入れることも多いのです。「あ、いま、be動詞と一般動詞を両方入れてたよ」「なんで未来の話をしているのに過去形の動詞使ってる?」「あーあ、言ってる最中にセンテンスがぐちゃぐちゃになっちゃった」

とっても恥ずかしい気持ちでいっぱいになるのですが、そんな心の声を無視して、さらに会話を続けます。あまりに恥ずかしいときは、心のざわつきが頭の中をさらに混乱させてぐちゃぐちゃしてくるので、「主語+GOOD!」もしくは「主語+BAD!」のきわめてシンプルな表現で、言いたいことを最後まで伝え続けます。


自己紹介程度の会話や、相手への質問や相槌ぐらいなら多少はできるのですが、自分で自分の意見をまとめながら話す、というようなシーンになると、もうダメです。なにしろ、頭の中で「日本語で」考えて、そのあと「日本語で」その考えを言葉にして、そのあとさらに「英語で」アウトプットするひと仕事が待っています。それらのことを同時にやろうとすると、アップアップしてきます。だって目の前には、私の発言を待っている「その人」がいるのですから。「とにかく早く翻訳しなくちゃ」と焦っていると、英文法などどこかに飛んでいってしまいます。しかも、頭の中の翻訳機能は30分程度使用していると完全にショートしてくるという有様です。


でも、それでも、ちゃんと伝わる。

当たり障りのない表面的なことを多少スラスラと話すよりも、どもりがちでも文法がめちゃくちゃでも、本当に伝えたいことや自分の真意を伝えようとするほうが、相手の理解したいという気持ちが広がるのか、つながった感覚になれるのです。


youtubeのアーサーさんが言ってることって、このことだったのかな、と思えるようになってきました。流暢な英会話力を目指すよりも、恥ずかしがらずに一生懸命に自分の真意を話そうとするほうが、きっと英会話上達への近道のはずです。だって、会話というのは結局のところ「つながるためのツール」なのですから。






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早田みず紀 mizuki hayata〜official

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